そんなに結婚したいですか?

「結婚できますか?」

これが最近一番聞かれる質問。
それもハタチそこそこの子(男女とも)が、早く結婚したいからと、コレを聞きます。

まぁ、そこまで真剣に「占い」に来ている訳じゃないと思うのですが…
結婚に何を求めているのでしょうか?
ちょっと話をしてみると
結婚=永遠のディズニーランド。
のような感覚でしか「結婚」を捉えていないように感じるので、「恋」をするどころか、他人を理解し、自分を理解してもらう努力が必要という事も【想像】できていません。

なので、超現実主義なロジカル鑑定をウリにしている私としては、現実と向き合う為に「想像」させ、結果的に夢世界を破壊していくのですが、そうすると、あっという間に「確かに!」と素直に認めてしまいます。

この2年半、感染防止から、普通に出会えない生活が続きました。
まだこの雰囲気は解消されてません。
その結果、20代前半の社会人の恋愛偏差値があり得ない位下がって、「年相応の恋愛話」が出来ず、まるで高校生に未知の話を教えてあげているような感覚が続いています。

実際、大きな時代も変わり、これから結婚のカタチもあからさまに変わってきます。
古来の結婚スタイルを死守しようとする人ほど馬鹿を見る、誰もそれを褒めてくれない流れになります。
なのに、そういう事をしてきた親に育てられた子供が、恋愛をせずに結婚を夢見ている為に、結婚=夢の世界。と思い込み、娘に早く幸せになってもらいたいと、若いうちに結婚させようとする親がいるのは大変問題です。

ある意味、それが幸せだった、それを死守する事でアイデンティティ―を保てた「昭和の結婚スタイル」信者の2世として、「そうすべき」とすり込まれて失敗した人や、“何か違う”と闘い続けた30代の葛藤も沢山視てきています。

これからもう少し自由に活動できるようになれば、少しは時代に合わせた楽しみ方も増えてくれると信じていますが、間違いなく減るのは「結婚」という契約の必要性です。

「結婚できますか?」と聞いてきた恋人のいない若い子と色々話した後、

「本当に結婚したいのですか?」
と聞き、最終的に「はい、本当に結婚したいです!」という子は殆どいません。