2022年富士登山!

毎年恒例?に近くなってたのをちょっと忙しくてストップしていた「富士登山」
2020年に、こんな空いた富士山は今だけ!と思っていたらもちろん山小屋はコロナでお休みとなり、去年はやりたかった下からの完全登頂の弾丸ツアーを見つけ、しっかり歩いてこれたので、今年は行った事ないけど、昔から「空いてるし、楽だし」と噂だったプリンスルートで行けるツアーを探して、昨日今日で富士登山してきました。

毎回、この時期になるとずっと現地の天気予報を確認しているのですが、今年はシーズンに入って本当にコロコロ天気予報が変わっていて、結局良い日があったとはいえない状態で、案の定、昨日の登りは良かったのですが、夜になって予報が急に(想像していた悪さ)よりも悪い流れとなり、私もまぁまぁ富士登山しているのですが、今回は全く経験の無いルート、なおかつ静岡側ってのも2回目で、前回も確か登頂できなかったので、土地勘?もなく、周りの人頼り。
帰りのツアーバスは決まっているので、とりあえずその時間に合わせて下山したのですが…

今回、富士山ではじめて「死ねる」と本気で思いました…

今までも散々な目に合ってきましたが、開山期間しか行きませんし、「山頂目指したら死ぬレベルです」って日は登らないし、登らせてもらえないし、登っている回数も多いので、経験上、無理してロクな事はないと学んでるし、“仕方ない”程度の最悪、何なら物理的な問題が重なっての散々(高山病とか雨具壊れるとか、マナーの問題)くらいにしか当たる事は無いと思っていました。

まさか、そんな富士登山で、すぐ横は崖、気を抜くと突風にあおられるような細い道を進み、“ここからは本当に風が強い”というエリアに一歩踏み入れた途端、あり得ない防風で座り込み頭を下げ、一瞬でも止むタイミングを待とうと耐え続けても、全く止まず、次から次へと吹き続け、ちょっとでもバランスを崩したら転がる始末。

「あ、登山で遭難する人ってこんな気分か…」ってリアルに感じる事ができました。

宿の人からも「絶対に無理せず、ルートを変えて下山するように」と言われていたし、偶然にも同じツアーバスで同じルートを歩いていた人がいたので皆で戻る事ができましたが、私ひとりでは絶対に無理でした。

そう!当初は私1人で申し込んでいたんです!

どんなに慣れていても基本ガイド付きにしているし、今回は初のルートだったのでもガイド付きで申し込んでいたのですが、昔から良く使っていたツアー会社だったのもあり、送られてきた日程表にはガイド付きフリープランという訳の分からない内容だったのですが、ガイド(見守り役)はいるけど、あとは自由に自分のペースで歩いてね、という意味(下山では良くあり状況)と思い込んで、不思議に思わなかったんです。

予約をしたあと、そういえば、お遍路仲間が富士山行きたいと言ってたのを思い出し、誘ってみたら一緒に行く事になり、そして当日朝、はじめて彼女から「フリープランだよね」という発言を受け“あれ?”と、そして途中からバスに乗車してきたガイドが、「ガイド付きの人は~」と話しだし、全く全体的な話をしないままだったので、とりあえずガイド無し状態でスタートし、そのガイドが別ルートのガイドだと気付いたのはもう登山開始しばらくしてからという始末。

日頃から空いていると言われるルート、ほとんど人は無く、看板頼りで進むのみ。
宿は決まっているし、それほど他の道もないので、そこは問題なかったのですが、偶然同じバスに乗って来た人と途中の道で挨拶をし、看板の無い分かれ道があったのを切っ掛けに、同行させてもらえたから何とかなったけど、本当に1人だったら、私は当日のスタートの時にガイドから「あなたはフリーでコースも違いますよ」と言われていたかと思うと、本当に恐ろしい話です…

写真はまだ友人と2人でご機嫌に写真を撮っていた時のもの。火口の中から撮っているから加工なしでこんな景色が楽しめました笑

下山の時も、どこまでも誰もいない「砂走り」がまるで灰色の砂漠のように一面に広がる凄い贅沢な景色を味わっていたのですが、もちろん写真を撮る余裕はありませんでしたので、しっかり目に焼き付けてきました。

こんなミスと偶然が重なっての今回の「プチ遭難体験」でしたが、常日頃、本当に痛くない程度に痛みを知っておくのはお得だよ、と話しているので、まあ良い体験ができたと思っています。

ちなみに、初富士登山がこんな感じになったので、そのリベンジに、今シーズンもう一度、今度は生き慣れた吉田口から富士登山に行く予定です。