DNA検査と宿命②

生まれた時から変わらない「DNA」と生まれた時に与えられている「宿命」、これは100年生きていく上で、知っていて全く損のない、大変“利用すべきデータ”だと思います。

実際、遺伝ではなく、リスクの高い病気が分かったり、プロスポーツ選手がベストなトレーニング方法を知る為に利用したり、マニュアルではない、その人の持っている「素材」に対してのベストな方法が、もうすでにデータ化されている凄い世の中です。

医学も科学も化学も、本当にめちゃくちゃ半端なく、沢山の人の発想と力で、もう想像できないくらい凄い事になっています。

なのに、何千年もかけて人が、ずっと“人なり”にデータを取り続けてきた「宿命」に関しては全く意識がありませんし、ちょっと知っている人からしても「オカルト」扱いです。

確かにそのイメージが、エゲつない金儲けや気持ちの悪いカリスマ性で問題を起こした“成功者”なので、私も、オカルト好きな変人と言われるのも仕方ありません。

ただ、この「宿命」(誕生日)は本当にヤバいです。

例えばですが、「父がいないと家族が持てない女の子」という宿命を持って生まれたとします。(本当にキツい宿命が当たり前にあります)

この子が普通に両親に愛されて育てば、もし幸せな家族を持てなくても、それは本人の生き方の問題になりますが、こういう女の子が母子家庭に育ち、父に対して特別な感情を抱く生き方になった場合、この女性と結婚する男性も、彼女の宿命にある“幸せな家庭を持てない”結果になります。

正しくは、そういった宿命を持った相手とネガティブな状態で一緒になると自分も巻き込まれるという訳です。

ちなみに、私の鑑定眼的には、そんな相手に「呼ばれる」理由(宿命)があるのでお互い様の場合と、全くそんな理由もないのに巻き込まれた場合、確率的には50/50です。

不倫なんてしない宿命の人も、結婚相手に「幸せになれない宿命」が発動していたら、その結婚相手が“不幸せを感じる”為に、不倫するように変わってしまいます。(結果、悪者にされてしまうので損です)

人はそのDNAに逆らえないのと同じで、宿命にも逆らう事は出来ません。

DNAは自分の親や家系を見ればだいたいの検討もつきますが、宿命は生まれたその日で決まり、そこに育った環境や家系という流れが加わってオリジナルとなりますが、残念なのは、生きていく上でネガティブになりやすい暗示ほど、簡単にそうなってしまう。

頑張るの(ポジティブな宿命の実現)は大変だけど、逃げるのは楽。

だからネガティブな宿命は何もしなければ実現化されてしまいます。

人生は長くなるのに、幸せになれるかどうかは約束されていませんが、どんな宿命でも必ず幸せになれるように生まれています。

なのに、本当の自分には不要な事に対して無駄にもがいて苦しんでいる人が多すぎます。

もちろん、偶然ソレに気付かないまま、自分なりに解決して幸せを掴んでいる人も多いです。でも、そういう人は殆ど50代。

それまで物凄い苦労をしてきたからの「私なりの幸せ」で、初鑑定でも、何が起きてこうなったのか大体察する事はできてしまいます。

 

ほんの少しだけお話ししましたが、本当に宿命(誕生日)はヤバいです。

知っているだけで人生は大きく変わります。

きっと、それを実感している人は他人にそのことを教えないと思います。