「占い」で良い結果が出やすい方法

私は主に、メールやアプリのような文章での鑑定と、実際お話しを聞きながら視ていく対面鑑定を行っています。
文章での鑑定であれば、物理的な問題を気にせず相談できるので便利ですし、対面鑑定は、相談者の気付いていない部分もたくさん視えて、不思議なシンクロも起こりやすいので、足を運ぶ甲斐はあるかと思います。

どちらの鑑定も、様々な悩みや迷いがあって、その扉を叩いていらっしゃると思いますが、実は、その解決方法や結果は、相談者が“どう質問してくか”によって、ほぼ決まっていると言っても過言ではありません!

今回はそんな、「占いの際に物事が好転しやすくなる相談の仕方」を、私なりの分析でお話ししたいと思います!

まず、絶対に思いを叶えたい!と思って「占い」をするのであれば、周りや相手の状況をはじめに聞いてはいけません。

例えば、片想いで相手に自分を好きになってもらいたいとします。
まず、それを占う段階で、相手はあなたにハッキリとしたアクションを起こしてはいないという事ですから、相手の気持ちや状況をいくら知ったところで、それを知っただけでは両想いになれません。
そして、不思議と“相手の気持ちや状況”から鑑定してしまうと、ネガティブな結果が出やすくもなります。(確立的にですけれど…)

例え“相手も好意を持っています”と前向きな結果が出たとしても、感情は生モノ、この一瞬の間にも変化していますし、お互いが相手のアクションを待ってしまえば、ベストなタイミングを逃して、せっかくの想いも、いつの間にか消えてしまいます。

ですから、占いを受ける段階で、相手の気持ちを知ろうとするのは時間とお金の無駄遣い。
「どう行動したら自分の思いが叶うのか」をまず鑑定してもらって、その先に相手の気持ちを伺う程度の心構えでいると、不思議と状況が好転しやすいアドバイスが生まれてきます。

お付き合いしている人との関係がギクシャクしてしまっている時や、別れを切り出されたけど別れたくないというような場合も同様です。

相手の状況や気持ちを知りたいと鑑定しても、結局、今の結果が相手の気持ちなのですから、それを占っても答えは出ません。
本当に復縁をしたい、状況を改善したいのであれば、“なぜギクシャクしてしまったのか”“なぜ別れを切り出されたのか”といった、原因を鑑定した上で、「自分がどう変われば流れが変わるのか」を知る必要があります。

同じ内容でも、こういった方向から鑑定を依頼してくる人は決まって良い結果を引き寄せる事ができています。
自分の考えている事が合っているのかを確認しに占いに来る人もそうです。
「こうしたいけど良いのでしょうか?」と鑑定に来る人は、例えそれがあまり良い事でなくても、結果的にはもっと“やるべき事”を見つける事ができていますし、
「何だか楽しくないのはなぜでしょうか?」とザックリ相談に来る人は、行動する方向を見失っている事には気付いているので、ちょっと背中を押してあげるだけで“楽しくない原因”に気付けます。

鑑定師は、相談者が良い方向に楽に歩けるように、追い風を送る事が仕事だと私は考えています。
ですから、そこに踏ん張って、ただ周りが変わるのを待たれてしまうと、鑑定師としての力を発揮できません。

せっかく鑑定依頼をするのであれば、好転する為のヒントを知りたいですよね。
であれば、自分自身が行動する勇気を持って鑑定を受けるだけで、最善の解決策が生まれるという事を意識して「占い」を味方につけていただきたいです。