「霊感・霊視」って?!
私はオバケが見えません。学生時代は周りに見える自慢をする人はまぁまぁいました。
結構羨ましいと思っていましたが、16歳の時、初対面の年上の人同士が、自身の霊感自慢をしていくうちに、何か呪文を言いながら戦いはじめた姿を目の当たりにし、“こうはなりたくない”と、視える人に憧れるのをやめました。
実際、大人になってからは、視えちゃう事で面倒になっている人が多かったり、そういう人と一緒にいると嫌な事が起きやすかったり、視える人に“あーだこーだ”言われるようになったり、心霊スポットに連れていかれたりとかも、もう全部色々面倒臭いから、変に関わらないように避けるようになりました。
そんなんで、「霊感・霊視」という表現に強いアレルギーがあります。
そんな私が「占い師」としてデビューしたのがメール鑑定でした。
当時まぁまぁ人気のあった占いサイトではじめたのですが、その時、自分の使う占術に「霊感・霊視」を必ず入れなくてはいけないというルールがあり、一撃で占いビジネスの恐ろしさを思い知る事になりました。
他にも、色々なルールがありました。
鑑定歴は10年以上にしろとか、占い師名も基本的にそこだけの名前で、社長が決めるとか…
今となっては、「はいはい。」ですけど、霊感霊視ではない事をウリにしたいのに、まるで宇宙からのメッセージを伝えるような雰囲気の写真に、めちゃくちゃ派手なスピリチュアルプロフィールを作られて、まぁ、それで儲けるのが会社のやり方だし、お客さんもそれで喜ぶのだから良いのだし、実際真面目な会社で、結構長くしっかり仕事させてもったのですが、私的にそのプロフィールに似合う自分を演じたらただの詐欺師になってしまう…と、実際の鑑定は頑なに現実的な誕生日時の鑑定しかしなかったのを覚えています。
今となってはその「霊感・霊視」を“占い師”がどういう意味で使っているのかを理解しているので、ブツブツ言わないけど(笑)でも私は絶対に、それが霊感と言われるモノであっても、「霊感」という言葉は使いません!
色々言いたい事はありますが………とりあえず、今日はココまでにしておきます
笑笑