七夕の天の川
東京生まれの核家族、両親とも末っ子同士というのもあり、田舎ってモノがありません。
だから幼少期、星空とあまり縁がない生活だったので、【七夕&天の川】ってモノに憧れがありました。
で、子供って単純ですよね、子供の頃の私は、東京の明るい夜空ばかり見ているから明るい星しか見れていないなんて気付かず、「7月7日だけ天の川が現れる」と思い込んでいて、毎年7月7日の夜を楽しみにしていました。
でも7月7日の夜が晴れていた事がなく、だから「天の川が見られなかった」で終わってたので、7月7日東京の夜は晴れないというジンクスを持ってます(笑)
母の実家は山梨県で山の頂上付近に家があり、誰も住んでいないのですが、その近くにお墓がある為、毎年夏になると、夜仕事終わりに車で向かい、家で泊まって翌朝お墓参りをして帰るというイベントを、子供ながら楽しみにしていたのですが、ある時、車で山を登っていくと、空に明るい大きな丸いものが大量に現れて、大騒ぎをしたことがありました。
今でもあの時の凄い大きなモノのイメージが脳裏に焼き付いているのですが、それが初めて田舎で星空を見た時の思い出。実際の星の大きさより滅茶苦茶大きく見えていたようで、その後どんな星空見ても、脳裏に焼き付いたそれと同様なサイズでは見えなくなりました。
星といえば、冬がキレイに見えますが、私にとって星を沢山感じられるのが、富士登山の夜。
今年も7月に富士登山に行きます。
8合目位の宿に着いてひと段落したら、宿の裏に回って視界に他の光が入らないように手で覆って空を見ると、物凄い量の星が見えます。
また、ご来光に向けて歩いている時の休憩でも、歩きながらでも空を見ると流れ星や人工衛星が見えたり、だから天気に恵まれると、日本で一番空に近いところで星が見られる楽しみも味わえます。
この夏は久々に夏らしい夏を目指してスケジュールを入れているので、世の中も天気も良い流れになってもらいたいと個人的に期待してます(笑)