愛情のさじ加減
相談の多くは恋愛です。なので私の頭の中には色々なパターンがデータとして蓄積されています。
そんなデータの中でかなりパターン化されたモノに「愛情のさじ加減」というのがあります。
基本的に、自分が恋人に対してどのくらい気を遣える人なのか?、一般的な平均値があるとしたら自分がそれに比べて「多い方」なのか「少ない方」なのかというもの。
ただ、目に見えて計れるモノではないので、その時付き合っている“恋人”が過去に付き合ってきた経験値で一方的に判断された結果から学ばなくてはいけないので、メチャクチャあやふやなイメージしかわかりません。
でも、これは誕生日だけで「あなたがどのタイプなのか?」をお伝えする事ができます。
元々、そんなに構って欲しくないタイプ同士であれば、他のカップルほどラインや電話をしない方が信用を深め合う事ができますし、お互いがやりたがりであれば、相手の喜ぶ事を沢山やり合う事で信用を深められます。
なので、ここの度合いが合う者同士の方が自然と関係を深めやすく、それがズレていると、無駄に疑ったり不安になったりもしやすくなります。
ただ、ここで問題なのが、この“愛情のさじ加減”方程式の基本に【ギブ&テイク】があるという事。
あなたの事を考えてやってあげているのだから、きちんと私の事を考えて返しなさいよ!という発想が無意識に存在してるという事です。
これはただの尽くしたがり(尽くしている自分が好き)とは違う根本部分で、今まで視てきた方の殆どが言われないと気付けないようなところです。
まさに深層心理部分に影響する「宿命的恋愛観」。
「宿命」変える事ができないDNA的な部分
だからこそ、コレを知る事が、この先の恋愛の仕方に必要な注意点を知る切っ掛けになります。
で、今日ふと、1歳半になる実家のポメラニアンについてもこれが言えるのかも?と考えました。
犬にも性格があります。うちはずっとポメの1頭飼いで、3代目の今の子は、メチャメチャ気遣いする甘えん坊で優しい子なのですが、構ってもらえないストレスが起きるとイタズラをします。
日頃から、母に父に私に、とても愛らしく、出来るだけ公平に愛嬌を振りまく分、本当にやってもらいたい事が叶わない時に暴れる…、これは「やってやってるのに見返りがない!」というギブ&テイクがこの子なりに狂ったからなのでしょうね、そう考えるとこの部分は理性ではなく、野生の部分に近いのかも?と思ってしまいました。