手相って…

「手相を見てください!」
という方は結構います。

これは私が勝手にそう思い込んでいたせいかも?ですが、手相を見て欲しい人が求める内容って、まるで手相の本に書いてあるような事ではないか?と。

なので、私は先に「手相で何が知りたいか?」を聞き、「私は線の説明をするのではなく、目についた部分の話をするけど良いか?」と確認します。

手相そのものは「相」なので、人の見た目全体と一緒で、その人の過去の自己管理と現状から未来向けての雰囲気を読むのとほぼ一緒のようなもの。

そこに宿命である誕生日を加えたら、大体把握できちゃいます。

ぶっちゃけ、誕生日の占いと手相の占い、販売している本のレベルでプロを名乗って、あとはタロットカード&話術でやっちゃっている人は結構います。
本当はその方が盛り上がるでしょうね。飲み会の余興レベル。

ただ、誕生日も手相も、本当に鑑定すると、「無理して頑張っている部分」「怠けている部分」がハッキリ出てきてしまうので、言われたくない事が明確になってしまいます。
(だから占いジプシーが寄り付かない分野になる笑)

本として売られている占いは、基本的にネガティブな部分は少なく、上手く転がると“そう”なるベストが書かれている事が多いです。
なのでそういう本を読んで、「自分は成功者になる運命!」とか「やっぱりサラリーマンに向かない宿命!」とか喜んでいるだけのバカは“そう”なる訳がありません。

手相は毎日見ていると本当に変わってきます。
若い時は線が少ない事が多いです。
基本的には脳みそと一緒と思って良いです。
自分の経験が手に反映され、自分の強い意志が未来を示す。

できれば基本の3本の濃さや太さが違い過ぎない方が良いと思います。
長さではなく、濃さ。

時代のせいかも知れませんが、若い子に生命線だけ薄い子が多い印象があるのは気になります。