永遠の愛せるモノ探し?

今年も残すは半月。

通常であれば、仕事も追い込みの時で、忘年会とかもあり、年末年始のご挨拶の準備やら、大掃除…色々な事であっという間に正月休み突入!となる時期ですが、色々な事が“違って”しまったこの1年、いつものメリハリは無いまま、不自然な新年を迎える事になりそうですね。

 

年末、私が必ずチェックするのが「冬至」。

今年は12/21(月)で、この日が1年で夜が一番長い(とされる)日になります。

 

夜が1番長い日という事は、その日から夏至まで、日照時間が毎日長くなるという事になります。

そのことから(毎日伸びるので)色々な事のスタートに良いというジンクスがあり、縁起を担ぐ人は、この日にお財布を新しくして、金運上昇を願ったりもします。

 

もし、何か新しくしたいものがあったら、是非この日の夜に準備をして、翌朝から使っていただくとゲン担ぎになりますよ。

 

モノを新しくするとき、困るのは“それまで使っていたものをどうするか?”でしょう。

お礼を言って捨てる、他の用途に使う、綺麗な状態なら人に譲る…

色々とその処分方法はあると思いますが、そう考える事ができるモノって実はあまり多くないのではないでしょうか?

 

家の中にあるモノを見回してください。

もしそれを捨てるとしたら、その時に感謝できるモノってどのくらいありますか?

 

活躍してくれたモノは古くなるので、いつかは新しいモノと入れ替わります。

その時、よく働いてくれたね、と声をかけて捨てるのが私の習慣です。

ただ、あってもなくても困らない、ある事すら忘れているようなものは、それを捨てるとなっても「勿体ないな」程度にしか感じません。

 

私は気に入ると収集します。

色々集めて、その中から本当のお気に入りを見つけます。

そうなるとその後の収集が終わり、無駄に集めたモノを処分したくなります。

 

なので、一時的に収集したモノが増えても早めに落ち着くのですが、「はじめから愛のないモノ」に関してはその加減が効かず収拾がつかなくなります。

 

私にとってのソレが「洋服」で、好きな服が無いから適当に買って、ゴミのようになります。

大好きな着物を毎日着ていた時は、何をいつ着たかも含め、きちんと管理していたのに、洋服はそれができません。

 

出来る事なら毎日同じ格好でいたいけど、そういう訳にもいかず、ある程度ないと困るのでテキトーに買う、愛が無いので扱いもテキトーで洋服だけが部屋を汚していく…

 

2020年の自粛期間中、モノに限らず、私はこんな“愛せない”問題を色々考えた気がします。

 

モノも経験も、それを愛しく感じないなら、きっと、ただのゴミ予備軍なのでしょうね。