結婚しない人!
色々な人の宿命を視ていると、結婚できない人・結婚しない人・2度以上結婚する人・離婚する人 等、生まれた段階で決まっている設定を、そのままなるようにやってしまっているか、それなりにあらがってみたかによって、現在の仕上がりが違ったりしますが、これからの時代「結婚」の考え方は大きく変化してくように感じます。
まず、それ以前に問題なのが、占いに来る「結婚したい」という人のほとんどが「恋人がいない」こと。
という事は、統計的に考えると「結婚したい」という人は、異性とそれほど交際した経験がない。※若い子も含む
だから上質な結婚相談所では、恋愛経験の無い人に結婚させる為の徹底的な教育をする事で、結婚の実現を目指します。
要は、恋人がいないのに結婚したいという人は、モテない、異性の気持ちが分からない、自分のテイに気付いていない、結婚に夢がある、夢のような夫婦生活を想像している、結婚生活は自分の思うようになると無条件に信じている、という恐ろしい状況に陥っている事に気付いていない場合が多い。
もちろん、ちゃんと自分のテイを分かって、今は恋人がいないけど、結婚したいという人や、結婚したいと言った方が高感度が高いからと口だけそういう人もいます。
でも、私の前に突然現れて「結婚したい!」と言い出す人のほとんどは、“え?”というレベル。
これは男女とも。
若い子で、パパ活まがいな事ができるレベルの場合、強がって色々生意気な事を言いだす子もいますが、それはこちらも理解しているので、まだ可愛いもの。
そうじゃない“え?”の人は、まず自分が「なぜ結婚できないか?」を分析しないし、たぶん、友達もいない。
だから結婚したいというだけで行動している人は、こういう人に当たる可能性が断然上がるし、自分もそういう人と同じレベルと思われて仕方ないと思うべき。
そうなると、一番モテる人は、「結婚しない人」だし、結婚したい人が希望する異性の特徴を並べても、「結婚しない人」の特徴に重なります。
だから、本当に理想の結婚をしたい人は、結婚しない人を結婚する気にさせるしかありません。
その為に何が必要か?
結局、恋愛スキル、恋愛経験。モテた経験のある、異性の気持ちにある程度気付く、自分のテイが分かっている、結婚を現実の世界として考える事ができる、そういった「常識的な人間力」が必要という事。
そういった経験がなく結婚したいとしたら、やはり結婚の為の勉強をして、頭でその感覚を手にいれ、数を重ね、あとはお互いが「他人なのだから当たり前」という距離感を正しく保ちながら、過ごす時間が信頼を築き、家族になっていくという、昔ながらのお見合い結婚で幸せになるしかありません。
そして、今はこんな状況ですが、2000年代生まれの子どもからは「結婚不適合者」の宿命で生まれている可能性が大変高いです。
結婚適合者を昭和や平成の家族構成と考えた場合、令和はその反対になりやすい、要は「結婚不適合者同士の結婚」が実現するスタイルでないと結婚生活が維持できなくなります。
となると、今の第一次ベビーブームの世代が90代に入る頃には、サザエさんは“古き良き日本”、クレヨンしんちゃんは「昔の結婚生活」になってくるはず。
これから結婚を考える人は、1人で生きていける仕事や生き方を持っていないと、結婚できないし、それがあったら下手な結婚はしないと思うようになるはずです。