身につく学び方はどう学ぶか、占われ方も同じです

何か勉強したい事があった時、皆さんどうしますか?

学べる方法を調べて、独学だったり、専門のスクールに通ったりしますよね。

 

独学は通うより、お金も時間も手軽です。

ただ、完全独学じゃない通信教育のようなものであっても、ある程度それを実行しようとする意志を持っていないと、途中でリタイヤしがち。

 

専門のスクールに通うと、時間やお金はかかりますが、通うという習慣さえ身につけば、万が一チンプンカンプンであっても、何かしら知る事はできます。

 

それぞれに利点や欠点がある「学び方」ですが、この2つの方法、どちらを選んでも共通に大切な事が1つあります。

それは「どう学ぶか?」です。

 

独学でいくなら、独学なりに身になる方法を探し、どれが自分に合っているかを見つける能力。

スクールに通うなら、どのスクールなら自分の身になる教わり方ができるか考える能力。

 

ただその辺に転がっている参考書を端から読んでも身につきにくいですし、例えスクールに通っても、自分が理解できない内容で解説されては意味がありません。

 

「学ぶ」という事は、あくまで自分がどうしたら理解できるかを知る事で、人から聞いたり、本から読むだけでは“何となく知った”程度の学びにしかならず、その程度の学び方では「たいして面白くないし、この勉強は自分に向かなかったな」という発見しか生まれません。

 

実はこの話、占いの現場でも感じる事が多いです。

 

「知りたい」と思う事を占い師にどう聞くか?

 

例えば、恋人との関係に違和感を覚えて相性や相手がどう思っているのかを知りたいとします。

この時、ある人は「恋人がどう思っているのか知りたい」と言い、ある人は「恋人と良い関係になるにはどうしたら良いか?」と聞いたとします。

 

前者の場合、その相談を受けた占い師は彼の気持ちを解説するでしょう。

気持ちが聞けて、「あぁ、だからうまくいかなかったんだ」と納得するでしょう。

 

後者の場合、自分がどう考える事で良い関係になるか解説されるので、「なるほど、そうすればもっと良い関係になれるんだ」とチャレンジする気持ちになるでしょう。

 

さて、ここで質問です。

この2つの相談方法、同じ20分かかったとしたら、どちらがお得ですか?

 

どう質問したら、自分にとって得な事を学べるか?

これは全ての出会いに共通して言える、とても大切な心掛けだと感じます。