1月は危険がいっぱい!
ついに2020年。
令和初の年明け、オリンピックイヤーのスタートですね。
どこもかしかもお祭りモード、やる気満々の年明けムードだと思いますが……………
この雰囲気に流されて大きな行動に出るのは危険です!
私はこの時期、必ず皆さんにお伝えしている事があります。
それは、「1月の決断には大きな罠が潜んでいる!」という事。
年明けになると決まって“今年こそ新しい自分を!”的な宣伝が多くなります。
明るい年明け、気持ちも晴れやかに、何か目標を持って頑張るべきという、決意表明しなくてはいけないような、昔ながらの日本の風習があるので仕方ないのですが、この1月に決めた目標を本当の意味で叶えられる人はほとんどいないかもしれません。
もちろん、事前に目標を立てていて、そのスタートが1月になっているのは別です。
この1月の運気に影響されて急にやる気になったものは、基本的に1月の独特の「気」に影響されて判断を誤っている事が多いので、間違ったやる気が続く訳がないという事です。
1月の運気の正しい使い方は、昨年1年間でどんな失敗をして、どんな事を得られたかを再確認すること。
そして昨年やり損ねた事、整理し終わっていない事に気付き、それを整えるのが正しい運気の使い方です。
例えるなら、1月は前年溜めたゴミや汚れを整理して綺麗な状態に戻す時。
実際、12月は正月休み前にやらなくてはいけない事でバタバタしたり、年末の行事をしたりでゆっくり自分の心の整理をする時間はないはずです。
ですから、前年の自分自身の大掃除が終わっていないゴチャゴチャな状態で、何をしたら自分が新しくなれるか考えても、ちゃんとした答えは出せません。
逆を言うと、こういった運気を使って商売しているのが、習い事系の広告。
年明けはそういったお店が新規のお客さんを捕まえる為にまとめて宣伝をかけています。
もちろん、自分磨きは大切なのですが、ちゃんと判断できない汚れた状態で、キラキラの未来を想像してはじめるので、できもしない事や、すぐやめてしまう事に興味を持ちやすく、「なんでこんなこと始めた?」と我に返ってやめてしまうのが関の山。
なので、新年だから頑張ろう!はあまりお勧めできない考え方。
できれば、1月に何を思うか、自分としっかり向き合って、行動を起こすのは2月以降にしていただきたいです。