11年前の話

あの日、私はスポーツジムでTVを見ながらエアロバイクをこいでいました。

そのTVはその5年半前にある女性から言われた「大地震」が起こらないで済むか?を確認する為。

私はそのTVを見て「石原都知事、辞任しなかったから大地震こないね」とパートナーにLINEをして、地下のシャワールームへ向かい、その約40分後、着替えも終わって、帰ろうとした時、あの地震が起きました。

あの日からさかのぼる事5年半、その頃私は水商売をしていて、色々なキャラのお姉さんに囲まれて過ごしていました。前にもお話ししましたが、こういう世界には「霊感」が強めの人が多いです。

私は同じ店に長くいるタイプでなかったので、その店にも入ったばかり、まだホステスさんとそんなに話す事もなかった時に、「○○さん、また当たりましたね!」という声が聞こえ、その続きを聞いてみると、「次はどこかで大きいのくるよ」と、10日位後の数日を指定して話していました。

しばらく経って、家で後輩等を呼んで飲む事になり、さあこれからというタイミングで、「あ、そういえばあの人が地震の話ししてたの今日くらいだ」とテレビを付けたところ、そこにスマトラ沖地震のニュースが流れていました。

さすがにビックリして、そのあとすぐの出勤で、「〇〇さん、当たりましたね!」と今度は私が彼女に話かけました。

すると彼女は、「東京に大震災が来るよ、その時石原都知事が会見をしているシーンが出てきたから、きっとその時に起きる。たぶん年齢的にも引退する会見だと思う。そうなると来年の春、それまでに私は東京を離れる」と話しだしました。

で、これを聞いて、私は勝手に、「石原都知事が引退しなければ大丈夫!」と判断。翌年の会見で石原都知事は引退せず、地震も起きませんでした。

で、それから4年後の11年前、石原都知事が続投する気かどうか?と発表するその日、その時間に合わせて私はTVが観れるようにトレーニング時間を調整し、続投の会見を聞いて、今回も大丈夫!と安心した。という訳です。

地震のその瞬間は、大きなスポーツジムの地下のロッカールーム、私はきっとかなり揺れにくい場所にいたはずです。それでも真っすぐは歩けず、慌てて帰宅すると、ありえない場所に色々なモノが飛んでいました。

 

私は比較的、不思議な事を提供してくれる人に恵まれます。

だから偽物にも敏感です。

 

地震を予知するその女性が今どこに住んでるとか全く分かりません。ホステスっぽくない静かな女性で、その当時の私にはかなりお姉さんに見えていました。

そんなエピソードがあるので、あの日の事は本当に細かく覚えています。