相性の良し悪し、誤解してませんか?
「相性」の話をよくします。
私は感情ではなく、「宿命」という角度から、ハッキリした答えをお伝えする役割なモノで、“ご期待”に応えられない事も多いですし、逆に「え?良いのですか?!」なんて反応をされる事も多いです。
ただ、色々な方の様々な状況のお話をお伺いして漠然と感じるのは、皆さん【相性】についてザクっと誤解されているのでは?と思う事です。
ます、相性が良いとは何なのか?
相性が良いから「気」が合う。
「気が合う」から何となくお互いわかる。
「お互いわかる」からトラブルが起きない。
ただ、「トラブルが起きない」からつまらない…。
これが相性が良いという事で、
相性が悪いという事は、
付き合い始めはお互い思うがまま楽しくなりたくて行動する。
そうすると思うようにならない事もある。
思うようにならないとイラつく。
でもそのイラつきを「恋」と思ってテンションが上がる。(吊り橋効果的な)
どうにか自分の思うように相手が動く事を強要する。
相手も自分の思うようにしたくなり強要される。
相手の言う事を認めても良いが、その前に自分の希望を叶えろという意識が働く。
結果、お互い意地を張りあって落としどころがなくなる。
で、無意味な意地の張り合いに気付いた方が別れを告げるが、それを告げられた方がムキになる…
ハッキリお伝えします。
喧嘩するのは相性が悪いからです!
でかい喧嘩をしてもそんなに引きずらないのは相性が良いから。
相手にもっと良くなってもらいたいから喧嘩になるし、相性が良ければそれを受け入れる感性も合うのでちょっとムカついても納得できます。
それに対し、些細な喧嘩が絶えないのは相性が悪いから。
なんで私の気持ちをわかってくれないの?と喧嘩になるのは相性が悪いから。
本当に“相性が悪い”ってめちゃくちゃ分かりやすいのです。
でも、好きだからそれを否定したいでしょうし、過去も同じような相性の悪い人としか付き合っていないから“本当の相性の良さ”を知らないという事もあるでしょう。
でも、そういった“噛み合わない恋愛”ばかりしているのであれば、ある時、「あれ?」と感じる“無難でめちゃくちゃつまらない”その瞬間がどれだけ貴重かにも気づけるはずです。
相性が良いという事は、平凡な毎日がある喜びに気付ける相手。
相性が悪いというのは、そんな「平凡に気付くスキをくれない相手」と区別できたら、婚活でしくじる事はないでしょう。