恋人同士、喧嘩にならないLINEの工夫
当たり前に1日何十・何百回って、送り送られしているLINEでの「文字」の会話
これ、直接会話するよりもたくさんの爆弾を抱えているのは皆さんもうご存知ですよね。
文字に色はありません、でも、それを読む相手が、どんな色の色メガネで読んでくるかは相手次第。
そう、本当は相手が何色の色眼鏡でその文章を読む可能性があるか、先に理解して文章を送らないと、「あなたの理想の会話」にする事ができません。
関西弁のように、声の上がり下がりで意味が変わる場合、無意識にその“相手が言いそうな方”で読んでいる事も多く、本当の意味はどうだったのか、アヤフヤになっている事もあるように感じます。
ビジネスシーンであれば、こういった無意識も、そこに分かりやすい立場があるので、常識の範囲で考えれば大抵大丈夫です。
しかし恋愛は違います。
お互い「わかってくれるはず・わかっているはず」がベースにあり、相手の立場を考えて文面を選んでいたとしてもいるつもりでも、○○のはずの無意識によって、自分よりな結果を求めた文章になりがちです。
その為、結構な事を書いちゃった後で、「あんなラインしなければ…」と、相手の怒りを買ったり、噛み合わなくなって初めて気付きます。
恋愛中は確かに相手への期待も込めて、身勝手に感情的になる事も多いので、誰もが同じような失敗を経験するのでしょうが、最悪その一言が引き金になって、終わってしまう場合もあるので、そうなる前に、常日頃から、文章を打つ時に、1つだけ癖にしておいてもらいたい“考え方”があります。
それが、必ず、「YES」と答えやすい質問をする事。
もっと分かりやすくいうと、自分にとってラッキーな「YES」を、お世辞でも言いやすくさせること。
例えば、直接会って聞けないからと、ラインで「浮気してるでしょ?」と聞いたとします。
これはもし、浮気していたとしても「していない」(NO)としか答えず、結局モヤモヤしたり、これが原因になって喧嘩に発展しやすくなります。
逆に「浮気してないよね?」と聞かれたら、あなたとこれからも仲良くしたかったら「うん、してない」の(YES)がもらえます。
めっちゃ怪しくても、同じ怪しいなら、まだポジティブな方が自分も納得しやすいし、聞かれた方も「ヤバい」と思うのでそれ以上悪さをしなくなるかも知れません。
ここまではっきり聞く事もないかも知れませんが、基本、言い訳は長くなるので、言い訳をしなければいけない問いかけをされると、相手も面倒になってしまいます。
私の事嫌い?より、私の事好きだよね?
「YES」と言って欲しい事を聞いてください。そうすれば、相手はあなたとこの先も仲良くしていきたいと思っていたらポジティブな意味で「YES」と答えるはずです。
ただこれ、文章にするときの工夫であって、通常の会話ではそこに「疑いの気」が入ってしまうので、言ってる事と目の色が違ってしまう為、ヤバい奴と思われます。
あくまでも会っていない時の文章でのやり取りで覚えておいてください。
実際お付き合いしていて、一緒にいる時と、そうじゃない時、どっちが多いかと言ったら、一緒にいないときです。ですから、一緒にいない時のやり取りを円滑にしておくだけで、自然と良い関係が長く続きやすくなります。
そして、これが癖になれば、これからの恋愛も良い方向にいきやすいです。
ちなみに、ある程度こういう仕事をしていると、絶対音感の持ち主が音に色を感じるのと同じで、私も長くメール鑑定をしたりの経験で、文章からその人の本心や性格まで感じる事ができます。
恋愛をお仕事にしているような人もきっとそういった感性が強いはず、そんな人の文章にも騙されないようにしましょう。