若い子を鑑定する時ちょっと困るコト
ノリで「占い行ってみよー」的な若い女の子(20代はじめ位まで)で、すでに彼氏がいる場合、もちろん相性の鑑定になるのですが、基本的にその彼氏が「運命の相手」なコトはありませんので、バッサリ「相性フツー」と言ってしまいます。
思いっきり「えー!」って、想像外の事を言われてビックリされるのですが、そりゃそうです。
20歳ちょいすぎ、付き合って数ヶ月、すごく好きな彼、優しくて何でもしてくれる彼、もう結婚を考えたい!ってノリで来ている子に、「うんうん♪結婚できるよ❤」なんてアゲ鑑定したら、彼女はこれが正解なんだと、どんどんワガママになり、彼が自分の思うようにならないとキレるような女性になってしまうからです。
なぜそういう流れになるかと言うと、20歳ちょいで彼が大好きだから結婚を考えるという女子は基本「夢子」ちゃんなので、描いた夢通りにしようとするし、そうならないと予定が狂ってしまう…「それじゃ納得いかない!」という自己中恋愛をしている可能性が高く、また相手の男性の気持ちなど分かる程の恋愛経験をしているはずもないので、彼のいう事が全て、その言葉の本当の意味も気づかないし、考えもしない。
そして、20歳ちょいで盛り上がって結婚考える場合、彼の年齢も大抵同じ位となると、その彼も恋愛経験が乏しいから、女性の言う通りにウンウン言っちゃう頃だろうし、何よりも、まだ男として何者になるのかの想像も出来ていない男の子が、そんな大きな責任を現実的に背負える訳がない。
なので、ロジカルに考えて、死ぬまで一緒にいられるような夫婦にはなれません。(私の場合“別れない結婚”を結婚と表現します)
また、同じ位の年齢で学生時代から何年も付き合ってる彼がいる場合、これも困ります。
相性はめちゃくちゃ良いし、結婚にピッタリなんだけど、どう考えてもお互い他の異性とちゃんと付き合った事ないよね、ってなっちゃうと、別れる理由が「お互いの成長の証」が起きた時になってしまうので、そうなる前に一度友達に戻って欲しいと伝えます。
で、数年経って、お互いの運勢の良い時に、やっぱり他にいなかったなって思えたら一緒になったら良いよ。
って言うのですが、数年経って久々に会ったら「は?」ってなる事もあるから、必ずしも結婚するべきという訳ではないとも言います。
20代半ばでまだ恋人がいないと相談に来る子もいれば、ハタチそこそこで彼以上の人に出会える気がしないと結婚したがる子もいる。
色々な人がいますが、離婚しない結婚が結婚!という定義での鑑定になると、結婚するのは早くても30歳。30代での結婚であればある程度安定感は出てきます。ただしその前に2年はお付き合いするべき。
なので、早くて28歳から付き合って30歳で結婚を考える。遅くて37歳で付き合って39歳で結婚を考える。
この範囲内でお互いをちゃんと知り、お互いの感覚を合わせる必要がある部分に気付けるようなお付き合いができるようになる為に、それまでの恋愛で何だかんだ失敗していくのが正解なんだと思います。