友達ってどのくらい必要?
新年度がはじまり、今はまだバタバタしている頃と思いますが、これがもう少しすると、新社会人の悩みに「コミュニケーションをどう取ればよいのかわからない」というのが多くなります。
ただ、話を聞くと、“会社で仲良くできる人がいない”というもの。
その度に「会社は学校じゃないから、仲良くしようとする必要はなく、仕事のコミュニケーションを取るうちに馴染んでくるのが正解」という話をします。
そして、これから「友達は減っていくモノ」。学生時代の友達は環境の違いで仲良くできなくなるから、会社で仲良くできる人がいないからと、学生時代の友達と、学生の時のような友達でいる為の努力をしたらいけない、いつまでも昔話ができるように、できるだけ学生時代の友達とも社会的距離を保つように、という話もします。
そういうと、寂しそうな顔をしますが、女の子は話を聞くと「確かに…」と納得してくれます。
私は中高私立の女子校で、中学で色々しくじったのもあって、高校時代はめちゃめちゃ尖った感出しちゃってる変なヤツだったから、中3から友達は1人だけ。(今でも年1回は会う)
高校在学中からチャラついた仕事をやりながらのバイト生活、大人になって、知り合いや遊び相手はたくさんいたけど、長く続いてる友達は2人だけ。
後は日常生活で仲良くする事はあるのが数人のみ。
本当に友達がいません。
SNSも面倒だから知り合いになりたくないし、お酒は好きだけど、ここ2年外で呑まない生活してたら、呑みに出るのも面倒になったし…
ってか、過去もそうだし、コロナも合わさって、面倒な友達は切れてきた、というのが正解かも?
だからいつも若い子に言います。
学生時代は友達がいないと生活し辛いけど、社会人にそういう縛りはない、何なら、面倒臭いから友達になろうなんて思っていない大人の方が多いのだから、今までの“友達いないと居辛い”呪縛に囚われず、ちゃんとルールを守って仕事をしているだけで居場所はできるし、友達は数人いたら多い方なんだから、無理して「友達」を増やそうとしたり、友達が減らないようにする必要はないんだよ、って。