グランドキャニオンは本当にパワースポットなのか?問題
今年はひょんな切っ掛けから「旅行」の多い1年になりました。
旅行プランを立てる時、大抵、観光や食事を軸にプランを組むと思うのですが、その観光テーマのひとつに「パワースポット」も良く含まれるように思います。
ぶっちゃけ私は「観光パワースポット」があまり好きではありません。
なぜなら人が多くて落ち着かないから 笑
仕方ないんですけどね、基本、行きたいところには人のいない時間を狙っていくので、ツアーでしか行けないパワースポットの場合、変な気合を入れて見に行く感じになります。
今年1番の旅行は7日間でアメリカ横断をする、ほとんどが移動時間の勿体ない弾丸ツアー。
その中に「グランドキャニオン」へ向かう大型バスでのツアー参加が含まれていました。
私はアジアやリゾート系の海外旅行ばかり行ってきたので、初のアメリカ大陸。
グランドキャニオンと言えば、「超パワースポット」的なイメージだし、その辺のパワースポットと違い“広すぎる”ので、実際に行ってみてどんな印象を受けるのか楽しみにしていたのですが…
『ん?』
これが第一印象でした。
テレビで見慣れているせい?高台から眺めるだけだから?なんか違う…
ぶっちゃけ期待外れ。。。
よく札幌の方が『札幌時計台』をディスるような、実際見たら「アレ?」って感じる、規模はだいぶ違うけど、期待値からの割合でいうと同じような感覚…
結局、ラスベガスからルート66を走り、長い時間をかけてグランドキャニオンに行った割には、キョトンとした気持ちのまま、また長い時間をかけてラスベガスに戻ったのですが、私の中で何だか納得が行かず、その後もしばらく「グランドキャニオンって何だったんだ?」と考え続ける事になりました。
で!最近、これについてストンと落ちる結論が出たので、ここに私の持論を書き記します!
グランドキャニオンは日本人の思う【パワースポット】ではありません!
なぜなら、日本人の肉体のDNAに刻まれている思想に「八百万の神」“生きとし生けるモノ”といった【生】の感覚があり、実際日本でパワースポットと言われている多くが“緑豊かな自然”や人の作り出した“モノ”で、信仰の対象となった自然に対しては、何かしら人の跡が残っている。
それに対し、グランドキャニオンはそこに【生】は無く、地球の歴史である【過去】が広がるだけ。
地のパワーを感じる事はできても、そもそも日本人はそういう地のパワーに強い人はあまり多くないと思うので、逆に気が滅入ったり、狂暴な感覚を覚えてもおかしくないのでは?と
実際、この旅のあと、気性が荒くなり問題を起こした人や、思想の偏りが激しくなり仲間から外れた人が出たのもこの結論に達した理由でもあります。
私は、スピリチュアルにもロジカルな理由が必要だと考えます。
なぜなら、スピリチュアルで金儲けしている人は決してロジカルに考えず、考えるのが苦手な人をカモにして金儲けをしているからです。
今回この持論が合っているのではないかと考える理由は、土のエネルギーの強さという意味だけなら、グランドキャニオンはかなりのパワースポットだと思うのですが、誰にとって必要なエネルギーなのか?を考えると、それは野性的な生活をしている人が野性を強める為に必要なのであって、日本人的な平和主義民族的には、水や緑が豊かな自然や、神秘的な景色の方が気持ちが穏やかになるのではないかと。
簡単な占いを知っている人ならご存じだと思いますが、「土」のエネルギーが強い人は頑固で気が強いと言われる事が多いです。
ですから、思いを強く持ちたい、自分が正しいと思い込みたい、そういった目的を持ってグランドキャニオンをパワースポットとして選ぶのは良いと思います。
ただ、神社仏閣が好き♡パワースポットが好き♡のレベルでグランドキャニオンに行くのはオススメしないかも知れません。
腹の底で思っている事が出やすくなる、という意味でも、本当に気の合う人以外とも行かない方が良いかも知れません。