DNA検査と宿命①

“流行”って一周回って、またちょっとだけ形を変えて流行りますよね。

何年も前に、これから先になる病気の可能性という意味で「DNA検査」が注目されて、それから当たり前にダイエットやボディーメークにも取り入れられているように感じます。

20年以上前に、どのダイエットが合うのか、DNA鑑定で分かる的なモノが流行りました。

当時は、洋ナシ形(下半身太り)、リンゴ型(お尻だけデカい)、といった、体系になぞったパターンに分けられていて、私も何かでやって、日本人に一番多いと言われていた「洋ナシ形」(日本人体系と言われるやつ)と判定されました。

ま、だろうな…とある程度自己分析できればわかるような内容でしかなかったので、“ふーん”程度、何なら、当時の民間のDNA鑑定に「?」を提起する人もいたので、ある程度精度の良いと言われていた検査をしたのですが、大してアテにせず、すっかり忘れていましたが、コロナで自分の脂肪のコントロールが出来なくなって動いた最終段階で改めてDNA鑑定をする機会に恵まれ、20年以上ぶりにダイエット系の検査をしたのですが、まぁ、そうですよね。それなりの検査を受けていたのと、自分のDNAは一生変わりませんから、検査精度が上がっただけで、当たり前に同じ内容でがっかりしました。

結局、あの頃の“フルーツ例え”が無くなって、ちょっと詳しくなったくらいで、当たり前に「DNA、何度検査しても当たり前に一致」なだけです(笑)。

ただこれ、私の扱う「宿命」と全く一緒で、基本持って生まれたモノは何も変わらないのだから、自分がソレに対応しなければ何も成長できないって事です。

ちなみに、ダイエット系のDNA鑑定でも、そのDNAの影響は30%くらいで、残り70%は自分の生活が影響を与えていると明記されています。

私は太りやすいのでダイエットに詳しいです。極論、やせられるという成功体験と、自分の受け継いだDNA?との相性で「その程度」の体系で満足できるから、その度凄いストイックな事しますが、出来る範囲を目指すだけなのでシンドクはありません。

ただ、若い時はあまりDNA鑑定を参考にしていなかったのですが、今回少々オトナになって、改めて自分なりに分析してみた結果、こんな結論にたどり着いたので、もし、こういったDNAのデータからダイエットを考えている人がいたら参考にして欲しいと思い、まず、私の分析についてお話します。

あくまでも色々ダイエットしてきた私の体感でたどり着いた考え方です。(※文末に参考あり)

私はDNA鑑定で、いわゆる「脂質で太りやすい、筋肉が落ちやすい人」です。

ぶっちゃけ、これ一番ダイエット市場でお金を使っちゃうタイプの良い顧客だと思います。

ただ、そんな私が過去に成功したダイエットは全て「筋トレ&糖質制限」でした。

ここまで読んで「ん?」と思った人はもしかしたら“生活習慣”に問題を感じていない人でしょう。

そう、私は「脂肪で太る、筋肉がキープできない人」です。

さて、では実際(体感)の私はどうでしょうか?

初めて筋トレを覚えた時、その結果の出方が面白過ぎたせいかもしれませんが、2週間で8キロ落ちました。(156センチ・58→50キロ)

この間、ビールを辞めて焼酎にして、野菜と肉と食べまくる糖質制限でしたが、酒好きな私が酒をやめなくて良いという嬉しさから、もう超ハイテンションで苦しくありませんでした。

ただ、この頃はまだ30代前半…

ダイエット後2年は自然とこの時の食生活の癖が残っていたので問題ありませんでしたが、徐々に本来の美味しいモノ好きに。

で、占いの仕事のアルアル(これもまた話します)も加わって太りだし、コロナでトドメ…。人としてやば過ぎる事になっているのと、もう若い時程頑張れない自分に、過去の自分の甘えをプラスして最大限に、奇跡のストイックを起こせるかもしれない方法を計算したら、自分の期待以上の結果を体感できました。

ってか、私はDNA検査で「脂質で太る」とありますが、脂質を取ると気持ち悪くなりやすく、油の多い食事の後は気持ち悪くなって吐いてしまい、その気持ち悪さを収める一番の方法が、吐いた後の甘いモノだったので、習慣的に甘いモノが辞められず、それが癖となり、甘いモノを食べたら“落ち着く”イメージから糖質依存になって、コンビニ新作デザートばかり食べ、結果的にカロリー過多から太りました。

「筋肉が落ちやすい」とありますが、運動好きで動くのが好き、パーソナルトレーニングでも筋肉は褒められやすく、すぐに筋肉にはなるが、筋肉になりやすい所とそうでない所があるので、ちゃんと見てもらいながらでないとすぐゴツクなる。

結局、DNAと自分、ちゃんとそれを自分で分析できないと、「どんなに素晴らしい私だけのオリジナルデータ」も意味がないです!

これ、宿命でも本当に同じ事が起きています。宿命もDNAも変えられない「呪い」みたいなモノです。

だからこそ、今、どんな生活習慣になっている自分なのかを自分が分析できないと全て「呪い」になってしまうんです…

持ってしまっているモノと、それが前提となった上でどういう生き方をしてきたか?

これは人生全てに共通して話せてしまう、本当にヤバい話になってしまいます。

長くなるので、とりあえず今日はここまでで。

 

 

 

※色々あって10代からダイエットには本当に翻弄されていたので、あえての“ガチ参考”です。小6で48キロ、10代後半~20代前半40~42キロ、20代後半46~48キロ、30才39キロ、35才58キロ、プチですが、拒食過食は当たり前の時期もありました。