死の予告?!
「占い」はどこかふざけていても許される気がします。
それは、あまりにメジャーにありすぎて、当たらないのが当たり前だから。
なので、こんなにコンプライアンスがうるさくなったテレビ業界でも、毎日責任感無く、適当な占いを当たり前に放送して問題がありません。
そして、無責任に当たらなくて良い「占い」は儲かるって話になって、全く占いの知識が無い人が、何かの占いをコピペして商売するから、余計に「占い」が胡散臭くなる訳です。
正確には占い好きバカが金儲けの得意な人にカモられているだけですが、ガチで占いやっている方としては、“どうせインチキでしょ”と「マトモな人」に思われるから本当に不愉快。
なので私は、“マトモな人にはペテン師と思われている”と自覚しながら、日々勉強し、本気の占いをしている、本当は寂しいけど、それが宿命として生きている残念な人。
でも、ここにも少しポリシーがあります。
それは、占い師だけど、霊能者ではない!という部分にはこだわっています。
占い師の暗黙の了解に、「霊感・霊視」ができるとプロフィールに書かなくては商売にならないというのがあります。
もっと悪く言うと、「霊感・霊視」とさえ書いておけば“商売”になるという事。
でも私は、それだけは【ダメ】なんです。
ソレ、本当に具合が悪くなるのを知っているから、ダメ、絶対!です。
そういう意味では、一般的に認識されている「霊感・霊視」よりも本当の勘があるからダメなのかと(笑)
で、今日お話ししたいのは、自称霊能者の発言がどれだけ人を迷わすか、について
ってのも、先日二十歳そこそこの女の子が占いに来て、しばらく色々話した最後にこんな事を言ったから。
時間いっぱい、散々未来あなたはどうなるかって熱く話をした後です。
「実は小学校の時、同級生のお父さんで霊媒師をしているみたいな人に、27才で交通事故死するって言われたんです…」
って告白されました…
「はい?」ってビックリして、一応、手相とか宿命とか全部見直し、それを言われる原因を探したのですが、決定打はありません。
そうしたら、「それも車に挟まれてぺちゃんこになって死ぬって…」
ってか、小学生に、いえ、生きている人に対して、例えネタとか、ふざけてでも、絶対そんな事言ってはいけません!
10年以上ずっと気にしていたんです。それも、色々私が将来の話をしたからこそ、最後に“実は…”と話出すくらい、本当にトラウマのようなレベルになるくらい。
言霊って本当にあります、ウソでも思い込みでそうなってしまいます。
なので、そんな根拠のない事、絶対に信じさせてはいけません。何なら全く当たらない占い師でも、そんな事は絶対に言いません。
ついでにいうと、こういう事言うのは、本当に偽・霊媒師だけ。
絶対に信じる必要ありません!
でも「言霊」になってしまった以上、それを受けてしまった人にはそれなりの浄化が必要。
なので、私はその子に絶対そんな事は起きないという理由をしっかり話した後、言いました。
「その霊媒師のお父さん、きっと、その時あなたの後ろを偶然通りがかった、交通事故でつぶされた女の人の霊を見てそう話しただけだよ。その程度の人だったって事だよ!」と。
本当に言いっぱなしの人のせいで日々迷惑被っています(怒)